私たちの「家族葬」への想い

平成19年4月。弊社は徐々にニーズが増加していた「家族葬」に特化する決意をしました。それは当時としては非常に勇気を必要とする決断でした。それまでの葬儀社の謳い文句は、どこを見回しても「一般葬・密葬・社葬まで…ご葬儀のご依頼なんでも承ります」というものが一般的でした。 なんでも承るという事は、そこに何も特徴がないという事です。

弊社が「家族葬」の専門店となった当初、他の葬儀社に「うちでは安い式はできません」と断られたお客様が、困り果てて弊社を訪ねてくる事が幾度もありました。たしかに同じ手間をかけても大きい葬儀の方が利益は大きいでしょう。しかし、私たちが「家族葬」の専門店になる決意をしたのは、葬儀の本質は金額や人数の多い少ないではなく、心や想いにあると考えたからです。滞りなく式を終える事が葬儀社の仕事だとしたら、そこには何の魅力もありません。故人様とご家族の事を心から考えて差し上げる、心のこもったお手伝いをしたい! それが、我々の一番の思いです。

「家族葬」は、ご家族やご親族・親しい友人など、故人を愛し、心からその方を悼む人達が集まるあたたかいお葬式です。

「家族葬」には、ご家族の悲しみを癒す効果があると感じています。それが形式だけのお葬式との一番の違いだと考えます。

私たちがいつも突き当たるのは「本当の家族葬とは何だろう?」という、根本的な疑問でした。 社内で幾度となく議論を交わし考え続けましたが、中々その答えは出ませんでした…。 しかし、その答えはお客様の声にあったのです。

「ずっと一緒にいたい」という、ご家族からすれば当然の思い… 私たちはこの思いを実現させるために、旧来の式場を取り壊す決意をしました。 こうして「武蔵浦和会館」から生まれ変わったのが「葬送空間はるか」です。

株式会社 武蔵浦和会館 代表取締役 小杉 英介

葬送空間はるか
代表取締役 小杉 英介

葬送空間はるかのご提案する『家族葬』

家族が同じ空間で最後の晩を過ごせます

リニューアルした一番の特徴は、あえて式場部分を和室にした点です。通夜の晩に、親しい人達だけで寄り添い、語らえる空間を一番に考えて設計しました。 和室ですが、正座が苦手な方にも配慮しておりますのでご安心ください。

祭壇の概念が変わります

親しい人が集まる家族葬には、少し不釣合いだった大きな祭壇。 私たちの考える家族葬は、祭壇の大きさではなく故人との距離感を大切にしております。私たちお花の祭壇の大きさよりも写真を中心とした飾り棚で、親密な空間作りを心がけております。 もちろんお花が大好きだった人のために、お花の祭壇を作ることもできます。

日本古来の大切な風習

ご家族が、優しく故人の体を拭いて差しあげる。爪を切り、髪を整え、お着替えをする。そんな古き良き風習「湯かん」を再現いたしました。湯かんの専門スタッフがお手伝いさせていただきますのでご安心ください。

究極のサービス業としての自覚

心を痛めている家族を支える我々葬儀社。細やかな心遣いを必要とされるため、究極のサービス業とも言われています。心を込めてお手伝いをする証として、きちんと人件費をいただきます。

グリーフという言葉をご存知ですか?

グリーフとは、大切な人を失う事によって起こる喪失の哀しみの事です。 葬儀は、哀しみから立ち直るために、とても大切な時間だと考えます。式場リニューアルの全ては、グリーフケアの観点から出発しております。