さてお待たせしました。一昨日の続きです。

続いての第二部では、引き続き藤原さんが登壇。

そして、藤原さんとトークセッションする、もう1人のスペシャルゲストがなんと…キングコングの西野亮廣さん。

人によっては、最近テレビにあまり出ていないので、西野さんって何やってるんだろ?という方もいらっしゃると思いますが、テレビとは関係のない場所で、世界を股にかけバリバリ活躍されている、現代のカリスマです。

第二部は写真NGだったもので、こちらの写真を。

著書「新世界」の表紙です。

どうです?カリスマ感出てません?

実は私、著書も全て読み、さらに今ではオンラインサロンにも入会し、Voicyという音声配信アプリを毎朝聞きながら会社に向かうほどの大ファンです。
西野さんの何が凄いって、次代の先を見る力。

ここで書くと本題とずれて長々と語ってしまいそうなので、講演の内容を報告させて頂きます。

 

後半でもやはりこれから日本を担う若者へのメッセージが沢山込められていました。その中に、ビジネスに繋がるお話が盛り沢山。といった内容です。

まず、西野さんの場合の100万人に1人の希少性を高めた順序は
1、お笑い芸人として第一線で活躍(お笑いの賞を総なめ・はねるのトびら・冠番組など)
2、絵本作家(代表作えんとつ町のプペルは絵本としては異例の43万部)
3、会社経営・美術館建設・オンラインサロン会員3万4千人・外国に学校建設・作詞作曲に映画の総指揮etc

絵本作家以降は、上げたらキリがないほど、様々なジャンルに飛び出し、100万人どころか世界でも数えるほど…つまり何億人に1人の希少性を持った人となりました。(長者番付とかではなく)

AI時代において、情報処理力に価値がなくなるという話しが第一部でありましたが、西野さんがそれを受け、役に立つ物(人)と意味のある物(人)の話しがありました。これがとても分かりやすかったのでここで紹介させて頂きます。

コンビニに行って棚を見てみると
ホチキスやハサミ置いてありますよね?これらは1種類しか置いてありません。何故でしょう?
役に立つ商品は1つあれば良いのです。2番目に切れるハサミとか必要ありません。

一方で、タバコの棚を見ると、100をゆうに超える商品が並んでいます。他にお酒やジュースなんかも沢山置いてありますよね。
意味のある商品は複数用意されます。強烈にその商品じゃなきゃダメというファンが存在します。

つまり、人から求められる人材になるには、役に立つだけではなく、意味のある人材にならなくてはならない。

 

葬儀社の仕事もそうですよね。役に立つというのはいわずもがな。私は滞りなく終えるという言葉が嫌いです。

滞りなく終えるだけでなく、お葬式を家族や参加した人たちにとってもっと意味のある時間にしないとなりません。

家族葬を通してゆっくりと故人と過ごし、家族みんなで思い出を紐解いて、仲良かった人から故人の思い出を聞いたり、優しい気遣いを受けることで、大切な人を失った家族が癒され、そして故人との縁を再認識し、明日を生きる希望に繋がります。

ご逝去~生きる希望までがストーリーですね。人生最大の悲しみ(ピンチ)から立ち直るまでのお手伝いをするのが葬儀社でなくてはなりません。

 

講演のお話に戻りますね。
正解に意味がなくなった時代に、人を惹きつけるのは、チャレンジのストーリーだと西野さんは言います。

実際に3万人を越えるサロン(オンラインサロンを分かりやすく例えるとファンクラブみたいなものです)を運営していて西野さんの実感では、ファンの増え方にチャレンジする・しないで明確な違いがあるようです。

順風満帆な時や成功している時にファンって増えそうだと思いません?
でも成功や失敗は関係なく、失敗しようが、チャレンジをしている時に増えるんだそうです。

人はストーリーに惹かれます。人気漫画や映画もだいたいそうですよね。最初から最後までヒーローが1度もピンチを迎えずに終わったら拍子抜けします。負けても立ち上がるから人は感情移入するのです。

そんな経験から、西野さんは選択が必要な時は、より物語が生まれるかで選ぶそうです。

青年よ大志を抱け!ならぬ、青年よチャレンジしろ!といったメッセージが込められた、素晴らしい講演会でした。

最後に絵本えんとつ町のプペルも購入。

会社の絵本コーナーに置いておきます。

小杉でした。