みなさんいかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言中ということもあり、はるかも交代勤務を続けております。こんなにゆっくりとゴールデンウイークを過ごすのは、この業界に入って20年近くで初めてのこと!

会合なども軒並み中止となり、今まで自らを忙しくさせていたことに少し気付いてしまいました。終息しても、元に戻れなそうで心配です(笑)

 

新型コロナウイルスを正しく恐れよう!

改めて、今日は「新型コロナウイルス」について綴りたいと思います。

報道を見ていると、医療関係者への差別や、他県ナンバーの車に嫌がらせをしたり、コロナウイルスに感染した人を、病原菌のように扱うetc 様々な差別が平然と行われています。

なぜこんなに誤解や差別が生まれるのか?

多くの方が、新型コロナウイルスについて恐怖や不安を煽られるような情報ばかりを脳に留め、正しい認識を整理できていないからだと思います。

ここで声を大にしてお伝しえたいのは

新型コロナウイルスは空気感染しない!

という事実です。

新型コロナウイルスの感染経路

①飛沫感染

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染する。
※注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす時。

②接触感染

感染者がくしゃみや咳を手でおさえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付着する。
未感染者がその部分に接触すると、感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、その汚染された自分の手で口や鼻、目などに触れると、感染者に直接接触しなくても感染する。

これらの情報に関しては厚生労働省のHPにきちんと掲載されております。

厚労省のページ

☆空気感染に関する誤った認識

なぜ、コロナ差別が生まれるのか?先述した医療関係者への差別だけでなく、過剰に恐れている人は、宅配業者さんや、県外から入ってくるトラックなどにもイチャモン付けたりします。

※イラストは間違ったイメージです。

 

まるで陽性の方が体中からウイルスをまき散らしていると勘違いしているのではないか?というほど、過剰な反応をします。自分の住む町に他所から人が訪れたら、どんどん周りを感染させて…それこそ細菌兵器のようなイメージを抱いている。

 

地方だとコロナウイルスに感染すると村八分にされてしまうようです。

恐ろしい世の中ですね。

 

何度も言いますが、接触感染とは、ウイルスに触れた手で口や目、鼻などを触れることで起こります。手洗いを気を付けていれば接触感染することはありません。つまり、陽性患者さんと握手をしたとしても、顔に触れなければ感染の心配はないのです。

飛沫感染に関しては、政府が散々言っている、3密の状態を作らない。これを徹底すれば感染から自分の身を守れます。

手洗いと3密防止

これだけでほとんど防げるのに、過剰な対応をする人が後を絶ちません。

このあたりをきちんと整理して、メディアが発表するべきだと思います…特に地方なんかは、過剰に恐れている人が多い。

公園や浜辺などはまったく危険がありません。封鎖するなんて愚の骨頂です。外なら十分に人とも距離が取れますし。

写真は、昨日5月12日の朝日新聞の記事。

ご主人が、新型コロナウイルスの陽性となってしまった、土肥美智子医師の記事です。

要約しますと

サッカー協会長をしているご主人、田嶋幸三さんは、3月の初旬に欧州と米国に出張に行き、帰国しました。

自宅に帰宅した際に、微熱があるということで、すぐに別の部屋でご主人を隔離することに。同居のお母さん(86)がいたので、部屋から出ないように伝えたそうです。

きちんと距離を取り、お風呂やトイレもタイミングをはかって使用し、家の中でもすれ違わないようにしました。

その後発熱したため保健所に相談し、美智子さん運転の車で病院へ。マスクを着用のうえ、運転席と対角の後部座席にご主人に座ってもらい移動。(帰宅後はきちんと車内を消毒)

「ウイルスはプラスチック上で3日間生きる。などの情報もあるが、手についても口や鼻や目に触れる前に手を洗えば感染を防ぐことが可能で、それの方がシンプル」と話す美智子さん。

きちんと対策を講じたおかげで、同居していたお母さんもコロナウイルスに感染しませんでした。

 

同じ家で暮らし、陽性の方を載せて病院まで送っていったとしても、きちんと対策をしていれば、感染が広がることはないのです。こういったことを、きちんとワイドショーで取り上げて貰えると、少しは差別とか減るのになぁと思っています。

せめてこのブログを見た方にお願いです。

コロナウイルスとの生活はこれからもまだまだ続きます。楽観視はもちろん良くないですが、正しく恐れましょう。

必要以上に、コロナを恐れ差別することは止めてください。

小杉でした

 

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