ご家族からの質問で、「家族葬と一般葬では、葬儀の流れはどう違うのですか?」と聞かれることがあります。

答えとしては、「家族葬でも流れは何も変わらない」です。

 

家族だけだから、告別式だけで送りたい(1日葬)という希望の方もいらっしゃいますので、その場合は、お通夜を執り行わない分、流れは当然変わります。

しかし、二日間執り行うお葬式の場合、家族葬も一般葬も、基本的な流れは変わりません。

ご逝去⇒お迎え・ご安置⇒打ち合わせ⇒ご納棺の儀⇒お通夜⇒葬儀・告別式(初七日)⇒火葬(食事)

また、さいたま市近辺のお葬式では、初七日も葬儀と併せて行い、火葬の待ち時間で食事をするのが当たり前になりました。

 

では、家族葬と一般葬の一番の違いは?というと、形式的なことではなく、精神的なものが多いようです。

1、故人をよく知る近しい人だけで集うので、思い出や悲しみの共有ができる。

2、近しい人だけで集うので、気兼ねすることなく、泣いたり笑ったりできる。

3、会葬者の対応に追われることがないので、ゆっくりと故人を送ってあげられた気持ちになる。

4、近しい人で心ひとつに故人を送ることで、家族の結びつきが強くなり、親せき・友人との絆も深まる。

5、上記の精神的なプラス要素のおかげで、死別の悲しみ立ち直る勇気が湧いてくる。

他にもまだまだ家族葬の良さはありますが、だからと言って一般葬が悪いと言っている訳ではありません。

 

もし、私が明日亡くなったとしたら、家族葬という訳にはいかないでしょう。現役世代の場合は、社会的に多くの繋がりがあります。

でも、もし私が40年後(84歳)に亡くなったとすると、やはり家族葬を選択すると思います。その頃には、今の会社関係の繋がりも随分薄れていると思いますので…でも、友人は間違いなく声をかけます。(友人のほとんどが同世代なので、その人たちが参列できるかどうかは分かりませんが)

「えっ家族葬と言っておいて友人は呼ぶの?」

と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

私の考える家族葬は、「故人のことをよく知っていて、心からその人の死を悼む人たちが集うお葬式」です。家族・親戚以外にも、長年の付き合いになる親友や、近所で毎日顔を合わせていた方などは、できればお声かけして頂きたいと思います。

遠くの親戚より近くの〇〇なんて言葉もありますよね。

お葬式で集った人全員で、故人との大切な思いを共有して、お互いに慰め合い、励まし合い、深い悲しみの中でも明日への一歩へと繋がるお葬式。それが家族葬だと思います。

そんな理想的な家族葬が叶うのが、葬送空間はるかだと私は思っております。そのためにも、お葬式の事前相談は大切です。どうかお気軽にお問い合わせください。

代表の小杉でした

無料事前相談はこちらより